諏訪和仁
2025年の大阪・関西万博の準備を進める日本国際博覧会協会は万博会場でのイベントを公募する。9月15日に募集要項を発表し、同日から受け付ける。応募は企業や団体、個人を問わない。締め切りは12月末の予定だ。
協会は8月4日、イベントのあり方を話し合う催事検討会議を開いた。共同座長を務める吉本興業ホールディングス前会長の大崎洋さんが会議での議論を「社会課題先進国である日本が、いろんな課題を万博からデビューさせ、世界の人たちの英知をいただき、催事の力で楽しく解決していこうや、という方向で進んだ」と説明した。
共同座長の華道家元池坊の次期家元、池坊専好さんは「多様な方々の社会課題の解決や、未来創造への挑戦を応援する場を提供したい」と話した。大崎さんも「企業、団体、個人にかかわらず、メッセージを世界に向けて発信できる場にしたい」と語った。
協会の武田家明・催事局長は「何か高いハードルがあるということではないので、広く応募いただきたい」と呼びかけた。(諏訪和仁)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル